2020/07/10
今回は、eye♡eyeだよりのご紹介です。
当院では、開業当初から、
目に関する情報を愛情たっぷりに定期的に院内掲示でお届けしております。
今回は、リニューアル後 第二弾となる ~白内障編~ のご案内です。
①白内障ってどんな病気?
目の中でカメラのレンズの役目を果たす水晶体が白く濁ってしまう病気です。
発症の主な原因は加齢と言われており、進行すると見えにくさが生じてきます。
症状の軽いうちは点眼薬で進行を遅らせられる場合がありますが、
水晶体の濁りがなくなるわけではありません。
白内障による視力低下を改善するには手術という方法になります。
②手術はどんなことをするのでしょう?
手術は約10分程度の日帰り手術です。
見えにくさの原因である水晶体の濁りを除去し、
そこに人工の眼内レンズを挿入しますが、
通常この眼内レンズは一生取り替える必要はありません。
③眼内レンズと術後の生活
白内障手術と眼内レンズの進化により、見え方の質は大幅に向上しました。
仕事や趣味のこと、一日の生活においてどこを見ることが一番良いかなどを伝え
先生やスタッフとよく相談し、
眼の状態やライフスタイルに適した眼内レンズを選ぶようにしましょう。
④眼内レンズの種類
■単焦点レンズ■
一定の範囲のみにピントが合い、
ピントが合わない部分を見るにはメガネが必要となります。
※単焦点レンズは保険適用となります。
■多焦点レンズ■
複数の箇所に焦点を持ち、
メガネを使用する頻度を減らすことができます。
※選定療養となり、追加料金が必要です。
当院では色々な種類の眼内レンズを使っています。
(例:乱視矯正レンズ)
術後に近視や遠視、乱視が残る場合や老眼鏡が必要な場合は
術後1カ月で視力が安定してきますので、
スタッフにメガネについてご相談ください。
もしかして白内障??
○○○簡単セルフチェック○○○
□モノがぼやけて見えたりかすんで見える
□片眼で見たときにモノが二重、三重に見える
□視力が急に低下した
□光がやけにまぶしく見える
□メガネをかけても見えにくい
□暗いところで見えにくさがある
□視力検査にひっかかり、免許更新できなかった