近視とは
遠くを見た時に、網膜よりも手前に焦点が結ばれてピントが合わず、物がぼんやり見えてしまう屈折異常のことです。
角膜や水晶体による光の屈折率が強すぎることによる屈折性近視と、眼球が通常よりも前後に長いため、網膜よりも前方に焦点を結んでしまう軸性近視があります。
中学生ごろになって診断される近視のほとんどは軸性近視で、遺伝的要素が多いと報告されています。
ここでは、軸性近視について説明します。
近視は病気?
狭い意味では近視は病気ではありません。しかし、広い意味では病気になります。
軸性近視が進むことによって網膜が薄くなると、網膜剥離や近視性網脈絡膜萎縮が起こりやすくなったり、黄班部に新生血管ができて眼底出血の原因にもなるからです。
近視と仮性近視の違いは?
近視と仮性近視の関係は、近視の前の段階が仮性近視ではありませんが、仮性近視から近視に移行することはあります。
仮性近視は、偽近視や調節緊張性近視とも呼ばれ、一時的に調節能力が失われ視力が低下する状態で、点眼薬などの治療によって改善します。
近視になったらどうするの?
近視になったからといって、日常生活に支障をきたさなければ、すぐに眼鏡をかけなければならないということはありません。黒板の字が見えにくくなるというような不都合が生じてきたら眼鏡をかけてください。
また、眼鏡を常にかける必要は無く、黒板や遠くを見る時など必要に応じてかければ良いのです。眼鏡をかけたり外したりしても、近視の度が進むようなことはありません。
コンタクトレンズは取り扱いや管理などが大変なので、小学生の間は眼鏡をかけることをお勧めします。
使用する時は眼科の医師と相談の上決めましょう。






